goduni

日記&備忘録

卒業研究

卒論執筆&卒論発表をついに終えました!!

研究室に配属されてから1年半という期間でしたが,振り返るとあっという間な1年半でした.

 

1年半における主な研究活動はこんな感じでした.

  • 国内オーラル発表2本(査読なし)
  • 国際学会ポスター発表2本(うち,1つはベストポスター賞)
  • 査読論文執筆(不採択)

こうして並べてみると,1年半にしては結構頑張れた方かな?と思っています.もちろん,オーラルに関しては査読がないので胸を張って言えないですが,経験を積むと言う意味では大きかったと思います.強いて言うならば,学部中に査読論文を一本通すことができなかったことは悔いが残ります.

 

集大成となる卒論執筆&卒論発表は,自分の中ではかなり悔いが残る内容となりました.

卒論は執筆できたものの,改めて読み返してみると文章の繋がりが悪いな〜,分析に対する考察が浅いな〜,など課題となる点はいくつかありました.

発表は緊張して喋りが早くなってしまった,というのもあるのですが,自分の研究の推しとなるポイントが聴衆にあまり伝わっていなかったかな,と思いました.また,一番の反省点としては質疑応答がとにかくダメだったことです.相手の質問の本質を理解できず,関係のない内容を返答してしまうことが多々ありました.

卒論発表を終えてから,先生に呼び出され総評を伝えられたのですが,やはり上記の課題点については先生からも指摘されました笑

ただ,1年半よくがんばったとおもうよ!!と言われた時はここに至るまでを思い出し,少し泣きそうになりました(嘘)

 

そんな感じでとても後味の悪い終わり方となりましたが,それも含めとても濃い1年半でした.あと,やっぱり研究は楽しいです.自分は比較的初めの頃から楽しんで取り組んでいましたが,個人的には研究の楽しさには段階が存在すると感じました.

初期の頃の研究の楽しさは,おそらく研究を進めるにあたっての作業が楽しいのだと思います.つまり,結果を出すまでの作業は楽しいが,例えば,出力した結果をどう解釈すればいいのか分からず,結局一番肝心である考察は楽しめないということになります.ただ,ある程度,知識や経験を積むと今までできなかった考察ができるようになったりすることでまた新たな楽しみが生まれます.実際,自分は後半になるにつれて,結果の考察やまた分析結果から次に自分がどのようなアプローチを取るべきか?などを考えることがとても楽しくなり,結果を出すまでの作業は寧ろ面倒になっていました.笑

と,まぁだいぶ気持ち悪いことを言っていますが,楽しさのポイントをどこに置くかが研究に限らず,大事なのかな?と思いました.

 

最後に学部での研究生活を送るにあたり,自分は本当にいろんな人に支えられたなと思います.本当にありがとうございました.そしてこれからもまたよろしくお願いします.

 次の自分のステージは,大学院生活です.学部と違い,修士は研究で求められるレベルが異なるため,これまで以上に努力し,苦労することになると思いますが,気合を入れて頑張っていきたいと思います.

NetworkXを使用時に生じた"TypeError: function takes 3 positional arguments but 4 were given"の解決策

研究の一環でネットワーク図を出力する必要ができたので,以下のサイトを参考にPythonのNetworkXを使用した.

qiita.com


その際,以下のコードを実行時にエラーが生じた

--- 該当コード ---
for tags in tags_list:
    for node0,node1 in itertools.combinations(tags, 2):
        if not G.has_node(node0) or not G.has_node(node1):
            continue
        if G.has_edge(node0, node1):
            G.edge[node0][node1]["weight"] += 1
        else:
            G.add_edge(node0, node1, {"weight":1})


--- エラー内容 ---
--------------------------------------
TypeErrorTraceback (most recent call last)
<ipython-input-257-8dcf61b27f82> in <module>
      6             G.edge[node0][node1]["weight"] += 1
      7         else:
----> 8             G.add_edge(node0, node1, {"weight":1})

TypeError: add_edge() takes 3 positional arguments but 4 were given

add_edge関数の引数関係でエラーが生じている.


とりあえずググってみる

StackOverflowで似たような質問があった.
stackoverflow.com

解決策として挙げられていた以下のコードを実行したが,以前エラー内容は変わらず...

--- 解決策1 ---
cities.add_edge('Boston', 'Nashville', distance=0.4})

--- 解決策2 ---
cities.add_edge('Boston', 'Nashville', attr_dict = {'distance':0.4})

調べたところ,バージョンの問題でもなさそうなのでよく分からない.



公式ドキュメントを見てみる

networkx.github.io


公式ドキュメントのチュートリアルを読み進めていくと以下の記述を発見!

Edge Attributes

Add/change edge attributes using add_edge(), add_edges_from(), or subscript notation.

G.add_edge(1, 2, weight=4.7 )
G.add_edges_from([(3, 4), (4, 5)], color='red')
G.add_edges_from([(1, 2, {'color': 'blue'}), (2, 3, {'weight': 8})])
G[1][2]['weight'] = 4.7
G.edges[3, 4]['weight'] = 4.2

どうにも,add_edgeを用いる場合は辞書型{}のように記述するのではなく,weight=4.7のようにそのまま記述するっぽい?



該当箇所を修正して実行

--- 修正前 ---
for tags in tags_list:
    for node0,node1 in itertools.combinations(tags, 2):
        if not G.has_node(node0) or not G.has_node(node1):
            continue
        if G.has_edge(node0, node1):
            G.edge[node0][node1]["weight"] += 1
        else:
            G.add_edge(node0, node1, {"weight":1})

--- 修正後 ---
for tags in tags_list:
    for node0,node1 in itertools.combinations(tags, 2):
        if not G.has_node(node0) or not G.has_node(node1):
            continue
        if G.has_edge(node0, node1):
            G[node0][node1]["weight"] += 1 # <--- 修正箇所
        else:
            G.add_edge(node0, node1, weight=1) # <--- 修正箇所

実行したところ,エラーが出ることなく無事に処理が完了した!!


実際に,中身も確認したところ...

G['Python']['Django']
>>> {'weight': 8}

問題なくweightの値が更新されていた!





英語で書かれているので避けてるけど,公式ドキュメントを読むことって大事やな,って思った.
あと今回参考にしたQiitaの記事の最終更新日時は2016年08月31日だったので,もしかしたら当時と今では異なるだけなのかも

2020年スタート

新年あけましておめでとうございます.
今年もまたブログをぼちぼち更新していこうと思います.よろしくお願いします.


本当は年が変わる前に更新するつもりでしたが,いろいろあって年が変わってからの更新となりました笑

去年を振り返ると,本当に一瞬で終わった一年だったなと思います.
総じて何かと忙しい毎日を送っていたような気がします.(主に研究室)

学会発表が3回,大学の中間発表が2回,大学院入試などなど...
とはいえ授業がない分,助かっているんですけどね.

次は卒論か...って思いながら書いてます.

年末年始はずっと研究で使用するデータの収集を行っていて,まだ全く正月らしいことをしていません.泣
(明日は絶対に出かけよう)


と,まぁしんどい内容はここまでにしておいて,去年はいろんな人との出会いがあった一年だったように思えます.

まず研究室に後輩が入ってきたことが大きかったです.
他にもバイト先での出会いや他の研究室の人,結構いろんな人と話して仲良くなれた気がします.

あとはいろんな先輩方にお世話になりました.
まじでお世話になりました.ありがとうございました.

自分でも去年は社交的になろうと努力をしていたのですが,やっぱり人と話すことは大事だなーと思えました.


大凶で始まった2019年でしたが,振り返るとそこまで悪くなかった一年だったかな?
そういえば,おみくじに書かれていた「師の教えに従え」
これはほんとに当たっていました笑
これから先は,なにがあっても(とりあえず)師の教えには従っておこうと思います.




2020年はついに大学院生になる年です.
就職,あるいはまたまた進学!?,なにが起きるかは分かりませんがそれも全て大学院での生活によって決まるんじゃないかなと思ってます.
そういう意味では,人生のターニングポイントとも言える一年になりそうです.
これまで以上に努力して,さらにしっかりと結果を残していける年にします.


2020年も皆さんよろしくお願いします.

最近の出来事いろいろ

最近

「やべー!!研究楽しい!!はよフルペーパー書きたいぜ!」

「友達と遊ぶの楽しい!!研究室?なにそれ?」

「ゲームおもしれえ!!ニート最高!!家から出たくない!!」

こんな感情がヘビーローテーションしてます。

 

ほんと情緒不安定な気分屋だなーって我ながら思います。

 

でも自分的には、一つのことしか見えていないって状態よりかは良いかなーとかも思ったりしてます。(ポジティブシンキング)

あんまり一つのことだけをしていると飽きてしまった時が大変なことになるんでね…(経験談

 

 

それはそうと、11月はいろいろありました。

総じて言うと、研究室が忙しかった、って感じです。

大学の卒論中間発表

学会(ポスター発表)の原稿執筆

他大学への出張(合同ミーティング)

その他諸々…

 

充実はしていたなーとは思います。

ただ、これ書きながらほんまに11月はあっという間に終わったなーって思いました。

 

卒論中間発表は、発表もだし、質疑に慣れてきたなーって思えてよかったです。ただマイクとの距離が近すぎたせいで、クソうるさかったらしいです……次から気をつけよう。

 

学会の原稿執筆は、去年も出た国際学会の英語700word以内の原稿でした。

去年は日本語文だけ考えて!とのことだったので、まだ気が楽でしたが、今年は英語も考えてみよう!と言われ、なかなかに大変でした。

英語は愚か、日本語もかなり苦戦し、何度書き直し、どれだけ時間をかけたことやら……。

4回目の修正くらいで、「きた!!これや!!」となり提出しましたが、最終的には自分が書いた文章は原型留めていなかったですね(笑)

更には自分が1週間くらいかけても思いつかなかった文章を、ものの数時間で先生が書いたので、だいぶ悔しかったですね……

 

ポスター発表自体は12月の中旬なので、それにむけての準備を絶賛頑張っています。

 

そして他大学への出張。これは実は昨日行ってきました。

自分の研究と関連するかも、とのことで軽くお互いの研究の発表もしました。お相手の方は、大学院大学の先生と他大学の同じく4回生の方でした。今まで研究の相談などとなると、同大学以外では年上の人がほとんどだったので、初めての同回でちょっと嬉しかったです。いろいろと話してみると、勉強になることが多く、外からの刺激って大事だなーって思いました。

そういう意味では、昨日の出張は行きは正直面倒くさかったですが、終わってみるとだいぶ楽しかったなーと思います。

 

 

研究の話以外で言うと、11月は誕生日だったので、先輩2人と後輩1人と飯に行ってご馳走してもらいました。モツ鍋でした。まぁ、飯以上にその場の雰囲気というか、喋りが楽しかったです。

そのうちの1人は来年で卒業しちゃいます。クソお世話になってる先輩なので、少し寂しいです。一緒におれるのもあと僅かなんだな…って考えると、今もこれを打ちながら涙が出そうになってます………そんなわけないですね、嘘です。

留年したらええのに、とは思ってます。

 

でもご馳走してくださった先輩2人には遊び面も勉強面もすごくお世話になって、よくしてもらっているので、自分も後輩に返していってあげたいなーってのは常々思ってます。

特に自分はその先輩ら以外にも、いろんな先輩にお世話になっているので、自分もそんな先輩になれるように頑張りたいです。

 

 

と、まぁ最後に少しインスタポエマーみたいなこと言ってしまいましたが、良くも悪くもなんだかんだ充実した生活を送れているのかな。

 

2019年も残りわずか。

悔いのないように過ごします。

 

 

 

P.S.明日はクソ楽しみにしていたガンダムの新作ゲームが発売されるので、ニート生活まっしぐらですね。

台風の一日

今日は台風がやばかったですね.

去年の台風で実家,下宿もろともガラスが割れたこともあり,台風にはかなり敏感になってます.

今回は,昨日の時点で不安だったので実家に避難してきました.

ただ,運良く今回は若干逸れたこともあって被害はほとんどなかったので安心しました.
関東の方は大変なことになっているので,心配です.
やっぱり台風は怖いですね.

そんなこんなで今日は何しょうかなーと考えた結果,特に何も思い浮かばず,かと言って風もまだ強かったので,お家で一日作業してました.

研究で使うデータの整形やら,抽出やら,その他諸々と...

実家でがっつり作業したのは久々な気がします.


研究に燃えていないときは「実家最高!」「一生ゆっくりしておきたい!」ってなるのですが,不思議なことに研究に燃えているときは「大学行きてぇ!!」「研究室行きてぇ!!」って気持ちが強いですね.

まぁ,そんなことしているからすぐに熱が冷めちゃうんですけど.笑

なので,明日は遊ぼうと思います.
バランス大事.

研究再燃

最近、また研究への熱が再燃しています。

 

自分はよく不安定とか波があるとか言われます。もちろんこれはネガティブな意味で、です。同時に、これの言い方を変えて爆発力があるとも言われます。

 

どんな時に爆発力が発揮されるのかと言うと、何かしらのトリガーとなる出来事が発生した時に生じるんじゃないかなー?と思います。おそらく去年のこの時期は研究室に配属されたことがトリガーとなって、研究熱が爆発していたと思います。自分でも、めちゃくちゃ研究していたなーってのは覚えてます。

 

ただ、さっき述べたように波もあるので、今年の6,7月くらいは腐ってたと思います。(笑)

 

んで、まぁ初めに書いたように最近はまた研究の熱が再燃しています。おそらくトリガーは後輩の3回生じゃないかなー?とか思ってます。やっぱり頑張っている人がいると自分も負けてられないなーってなります。

 

となると重要なのは、ここからだと思ってます。

 

今までの自分の傾向からすると、爆発したあとは基本死ぬことが多いので、如何にして再燃した熱を消さずに継続させるか、が大事ですね。今考えているのは、研究をやる時間ももちろん大事ですが、遊ぶ時間もしっかり作ることがカギとなるんじゃないかな、と思ってます。なので、今回は前回の失敗を繰り返さないためにも、研究も遊びもしっかりしていきたいと思います。

 

とりあえずはこの調子で頑張って、なんとか学部中に査読ありの論文書けるように頑張りますか。

学会終了

先日、学会がありました。

僕の研究分野はソフトウェア工学ですが、今回の学会ではいろんな分野の研究が集まって、各セッションに分かれて行われるような形式だったため、内容としてはかなり幅広かったです。
そのため、同じ大学の違う研究室の人たちがかなりいて、ほぼ身内では?と思える学会でした。(笑)

とりあえずいろいろと感想を書いておきます。


発表自体は、10分の発表&5分の質疑でしたが、結構良い感じに発表出来たんじゃないかなーと思います。
残念ながら今回の学会の準備は、なかなかうまいこといかず、スライドが完成したのも結局前日で、発練に関しては人前では一回も出来ず、電話で聞いてもらっただけだったので、正直かなり心配でしたが、中間発表時の鬼の発練の効果がここでも発揮できたのかな?って思ってます(笑)
とはいえ、あくまで結果論なので、今度からはもうちょっと余裕を持って行動しないといけないですね。
ただ、人前で発表するのは少し慣れてきたような気がします。研究室配属されてから、実戦だけは多く積んできたつもりでいます。別の研究室の先輩も言ってましたが、やっぱり経験がものを言う、と。
これからも学会経験をどんどん積んでいきたいですね。

今回の学会の発表者は70人ちょっといたらしいです。その中で、7人が大会優秀賞、30人が奨励賞に選ばれるのですが、奨励賞の方には入れました。良かったです。あと普段すごくお世話になってる先輩が優秀賞に入っていたので、僕自身もすごく嬉しかったです。おめでとうございます!!


賞を取れた人がいれば、もちろん取れなかった人もいるわけで、、、
僕は今回自分の研究室ではもう一人発表していて、見事お互い奨励賞に入っていたので、良かったな!って感じだったのですが、別の研究室では人数も多いということもあって、そういうわけにもいかず、、、でも受賞してきた人が戻ってくるなり、ダメだった人も含めみんなで祝福しあっていて、すごいなーって思いました。
僕は結構負けず嫌いな方なので、もちろん同じ仲間が受賞していたらおめでとう!とはなるのですが、それ以上に悔しさが勝って、すぐには祝福できないかもなーって。

すごく良い形だなーって思いました。
そういう部分も、自分は成長しないといけないなーとも思いました。


とりあえず、学会としてはそんな感じでした。
懇親会でうまい飯食えたり、終わってから二次会に行ったり、学会以外の面でも結構楽しめたので良かったです。

M2の人とは多分最初で最後の同学会かな?
そういう意味でも、良い思い出になったので良かったです。





最後は少し研究の真面目な話を。
そろそろ、査読付きの論文を一本通したいですね。
今まで出た学会は、前での発表2回、ポスター発表1回ですが、もちろんどれも査読はないです。
言ってしまえば、出します!といえば誰でもできるわけなので、、、
これからもその路線で攻めるのは、発表スキルは向上するかもしれませんが、研究内容は………。

てなわけで、学部中になんとか通せるようにするためにも、研究内容をもっともっと深く考えないといけないですね。頑張ります。